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看護部の理念

看護部長挨拶

精神科医療においても医療制度改革等により医療中心の視点から生活中心の視点へ 施設中心のケアから地域中心のケアへという力点の移動が根づいてきています。 そうした現状を踏まえ、精神障がいのある方々が、主体的に生き方を選択し、症状と上手に 付き合いながら、その人らしく生活できるよう援助することだと考えています。 常に当院を利用している方々に関心を持ち変化に柔軟に対応し個別性を大切に看護を展開していきます

    

病棟紹介

1病棟 特殊疾患病棟

【特徴】 特殊疾患病棟2の施設基準で、長期にわたり療養が必要な重度の肢体不自由児(者)等(脳卒中の後遺症の患者及び認知症の患者を除く)、 意識障害が重度の障がい者にあたる患者さんが入院している精神科病棟になっています。 以前は精神療養病棟でしたが、施設基準2を鑑みて精神疾患を伴い様々な身体合併症、あるいは精神疾患によって起こる合併症をもつ方、車いす等を必要とする、 あるいは終日ベッドで過ごされる方が療養する病棟に変更しました。 それによりルーチン業務の見直しを一から行いました。看護師や作業療法士、管理栄養士が協力し、病棟マニュアルの改善、患者さんの個別性を考慮したリハビリや、 全員参加の食前嚥下体操、嚥下食の種類を増やすなど、試行錯誤を行ってきました。今後も安全・安心を考慮し、患者さんのニーズに合わせた病棟を目指しています。

2病棟 精神科急性期治療病棟 

【特徴】  2病棟では、様々な精神疾患や依存症に悩まれている患者様へ、医師及びコメディカルスタッフからなるチーム医療を、 個別性に応じて集中的に展開・提供し、3カ月以内の早期退院・社会復帰を目指すべく意識を持って日々関わらせて頂いております。 また、入院時必要な衣類・日用品のフォローをさせて頂く為、CSセットを導入しておりますので、急な入院でも安心して受診して頂ければと思います。 入院へのハードルが高く一歩踏み出せない患者様及びご家族の方へ、我々は日々“患者様とご家族の心に寄り添う”の意識を持って関わらせて頂いております。 お一人で苦しまれず、まずご質問、ご不明な点等どうぞお気軽にお問合せ下さいませ。

3病棟 精神療養病棟 

【特徴】 急性期を脱し、慢性期に移行している患者さんのケアを行っています。 状態が落ち着き退院の環境が整えば退院を目指しています。 病棟の全患者を対象に月1回退院支援委員会を開き、主治医、PSW、看護スタッフで今後の方針を話し合っています。 長期入院になる患者も少なくなく、安心して穏やかに入院生活が送れるような環境作りにも努めています。

5病棟 精神療養病棟   (含ストレスケアユニット)
【特徴】 開放病棟であり9時から16時まで病棟の出入り口が開いており患者が自由に行き来出るようになっています。 急性期の治療は落ち着いていますが、社会的環境が整わず入院を継続している患者さんもいます。 そのような方が自ら銀行や支所に出向き、社会生活の機能維持をしてもらい、 病棟内の生活だけにならず社会との結びつきも保ってもらうよう働きかけています。 ストレスケアユニットもあり、同ユニットではストレス等により社会生活に疲れた方が周囲の喧噪から距離をとり、心を癒せる環境作りに努めています。 自己の回復力を高め、自身のペースで治療出来るような看護を提供しています。



研修等

  • 他施設合同新人看護職員研修(愛媛県看護協会)
  • 認定看護管理者教育課程ファーストレベル(愛媛県看護協会)
  • 医療安全管理者養成研修(日本精神科病院協会)
  • 認知症ケア研修(独立行政法人国立病院機構肥前精神医療センター)
  • アルコール依存症臨床研修(国立病院機構久里浜医療センター)
  • SST(Social Skill Training)初級、中級研修
  • 日本精神科病院協会通信教育(スタンダートコース・シニアコース)
  • e-ラーニング(学研メディカルサポート)
  • etc